11.「保湿ティシュ」は普通のティシュと何が違いますか?

冬場の風邪やインフルエンザなどが流行する時期から春先のスギ花粉等が飛散する季節に注目される対策商品の1つに、保湿ティシュ(ローションティシュ)があります。一般的なティシュの約2倍、およそ14%の水分量を持ったペーパーで、その水分量を保持するために保湿剤を含ませており、しっとりなめらかで肌に負担をかけにくく、頻繁に鼻をかんでも肌が赤くなったり、痛くなりにくいのが特徴です。
保湿ティシュは、1993年に世界で初めて発売されました。以降、花粉症に悩む方が増えるのに伴い徐々に広がり、今ではさまざまなメーカーの製品が販売されています。
使用されている保湿成分はメーカーによって異なりますが、グリセリン・ソルビトール・ヒアルロン酸など、天然由来の化粧品や医薬品にも使われている安全性の高いものが使用されています。ちなみにソルビトールはチョコレートなどにも含まれる天然の糖質で、保湿ティシュの製品によっては、甘く感じるものもあります。

2017.11.01

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