09.ウェットティシュってどんな製品ですか?

行楽シーズンや梅雨~夏場の除菌等に大活躍するウェットティシュ(ぬれティシュとも呼ばれます)は、成分液をレーヨン、ポリエステルなどを素材とした不織布に含浸したもので、手や指、身体の清拭から化粧落し、テーブル拭きや物品の汚れ落しなど様々な用途に使用されています。
ウェットティシュの成分液は、水を主成分に、かびや細菌などの微生物の繁殖を抑える「防腐剤」、手あれ防止のための「湿潤剤・保湿剤」、油脂分を除去する目的の「アルコール・洗浄剤」などを製品により含んでいます。
管轄法人の一般社団法人日本衛生材料工業連合会では、ウェットティシュの安全衛生自主基準を、製品1グラムあたりの微生物の数の上限を設定したり、大腸菌が検出されないことや漂白剤やホルマリンなどの刺激の原因となる成分を含まないことと制定し、構成成分の種類についても厚生労働省が定めている化粧品基準を準拠するよう明文化して運用されています。
「使用期限」に関しては、未開封の状態で約3年が一般的です。しかし高温や直射日光のあたる場所での保管はこの限りではありませんのでご注意下さい。
 
類似する製品では、トイレ用おそうじシートやウェットタイプのフローリング用ワイパーなども薬液を不織布等に含浸した商品ですが、その用途により薬液の種類が異なりますので、厳密にいうとウェットティシュとは違うものです。
使い捨てのおしぼりはウェットティシュとかなり近い製品で、素材はパルプやコットンなどの天然素材、あるいはレーヨン等の再生繊維の不織布です。 主に食事前に使用するという用途から、かびや細菌の繁殖を抑える防腐剤が含まれています。
 
【出典】:(一社)日本衛生材料工業連合会 ウェットティシュ・紙おしぼりについて(http://www.jhpia.or.jp/product/papertowel/index_p3.html)

2017.05.10