04.トイレットペーパーの幅が狭い商品が出てきていますが何故ですか?

近年、特に再生紙トイレットペーパーにおいて、一部ペーパーの幅の狭い商品が出てきています(一般的なトイレットペーパーの幅である114mmに対し、105mm~110mm幅)。
弊社でも2015年秋から、一部商品(※)のリニューアルに伴い、幅が107mmのトイレットペーパーを販売しています。
そもそも日本でトイレットペーパーの幅が114mmが標準とされてきたのは、トイレットペーパーを作り始める際に手本としたアメリカの基準である4.5インチ幅(約114.3mm)がそのまま伝わったのが経緯です。国によりその幅は様々で、ヨーロッパ諸国では100mm幅が主流となっています。
さて本題に戻りますが、近年トイレットペーパーの幅が狭くなって来ている要因の代表的なものとして再生古紙原料の慢性的な不足があげられます。
再生紙トイレットペーパーの原料は、主に回収された牛乳パックや書籍などの印刷用紙の断ち落とし(裁断した後の余った部分)、オフィス等で発生するコピー用紙などですが、近年のペーパーレス化や電子書籍の普及などで進んだ紙離れ、また円安を背景とした中国の再生古紙原料の引き合いなどにより再生紙トイレットペーパーメーカーの古紙調達は年々厳しさを増しています。
再生紙メーカーは、いままで受け入れてこなかった種類の古紙も原料として受け入れるなど、今後も進むであろう再生古紙原料の不足に対応するため工夫を行っています。少ない原料から多くの製品を生産する1つの方法として、紙の幅を狭くしているのです。

(※)フィットイン12RS,W バンドル12RS,W バンドル18RS,W カトレアコンパクト8RS,W

2016.07.04

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